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化粧品を選ぶ時のポイントって何でしょう?

香り?自分の悩みを解消してくれそう等など…  まさか成分表を見て悪い物が入っていないのを確認してからという方はいらっしゃらないと思います。(理想ですが…) だって見たってどれが良い成分でどれが悪い成分なんって分からないし、調べるなんてとんでもないと思いますよね。私ももちろんそうでした。合成界面活性剤が悪いっていったってどれよ?って…この辞典で出会う前はそう思ってました。

「自分で調べて採点できる化粧品毒性判定辞典」小澤王春著 メタモル出版

化粧品パッケージに載っている成分はほとんど出ていますし、これが合成界面活性剤かって一目瞭然です。

 今ではとっても重宝している1冊です。サロンに置いてありすので興味のある方はご覧になってくださいね。

さて合成界面活性剤のことにもどりますが、前回クレンジングオイルや洗顔フォームには洗浄剤としての合成界面活性剤が入っていると書きましたが、その他に浸透剤、保湿剤としての合成界面活性剤は美容液や乳液、クリーム、化粧水にもたっぷり入っているのが現状です。

細かい成分表を虫眼鏡を使って見ましたよー 特に美容液には多いかなーというのが感想です。

また美白の化粧品って乾燥するなーと感じたことはありませんか? メラニンをつくるメラノサイトがあるのは表皮の奥ですから、美白の化粧品はそこまで成分を到達させようと浸透剤としての合成界面活性剤の力をかりて肌のバリアを壊して入っていきます。そしてバリアが壊れた肌は水分を保てない乾燥肌へというしくみができあがってしまうのです。

私自身の体験からも残念ながら美白化粧品や美容液を使って満足の結果はなかったなーと感じています。

今思うことは、 肌の美しさとはまず肌が健康であること、そしてその為に肌のバリア機能を強くするお手入れを大切に活動していきたいということです。

 

じめじめした季節には、日々のお手入れにリフレシュに是非ご利用くださいね。

さわやかな香りでお待ちしています。